11:20 〜 11:40
[1301-09-08] マンガン含有坑廃水処理における独立栄養性・従属栄養性マンガン酸化細菌群集の遷移と性能評価
司会:有馬 孝彦(北海道大学)
キーワード:Mn酸化細菌、微生物群集構造解析、休廃止鉱山
休廃止鉱山の坑廃水処理の省エネルギー化、省力化は重要な課題であり、植物や微生物を活用したパッシブトリートメント技術の開発・導入が求められている。本研究では、Mn含有坑廃水のパッシブトリートメント技術としてMn酸化細菌を活用した接触酸化方式による坑廃水処理システムを開発することを目的とした。
本研究チームでは、休廃止鉱山の坑内水や堆積場浸出水を対象とし、Mn 酸化細菌付着石灰石を充填した接触酸化槽を設置してその処理能力を検討した。試験区として坑内水を対象とした連続通水式パイロットスケールプラント(2021年度から長期運転)、および堆積場廃水を対象とした連続通水式あるいは回分通水式パイロットスケールプラント(2023年度から運転)を設けた。各プラント運転期間中を通して坑廃水中のMn・Zn除去性能を検討し、処理槽内の微生物群集構造解析を行うことで、Mn除去に寄与しうる独立栄養性および従属栄養性のMn酸化細菌群の遷移と処理性能の関係性を評価した。
本研究チームでは、休廃止鉱山の坑内水や堆積場浸出水を対象とし、Mn 酸化細菌付着石灰石を充填した接触酸化槽を設置してその処理能力を検討した。試験区として坑内水を対象とした連続通水式パイロットスケールプラント(2021年度から長期運転)、および堆積場廃水を対象とした連続通水式あるいは回分通水式パイロットスケールプラント(2023年度から運転)を設けた。各プラント運転期間中を通して坑廃水中のMn・Zn除去性能を検討し、処理槽内の微生物群集構造解析を行うことで、Mn除去に寄与しうる独立栄養性および従属栄養性のMn酸化細菌群の遷移と処理性能の関係性を評価した。
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