資源・素材2024(秋田)

企画セッション

本大会の企画セッション

本大会では以下18のテーマによる「企画講演セッション」が開催予定です。

企画セッション名称 開催趣旨
【招待講演】
富山大が主導するJST・COI-NEXT育成型プロジェクトが2024年度より本格型に昇格した。このプロジェクトは、アルミリサイクルを通じて富山で資源循環社会モデルを創成し、日本全体に横展開することによって、富山県の工業の持続的発展、日本のアルミ産業の発展、地球規模での環境保護に貢献することを目指したものである。粉体精製工学部門委員会の委員も参画している当プロジェクトの最近の取り組みを紹介する。
【招待講演】
1970年代にマンガン団塊開発を目指した取り組みが開始されてから50年が経過したが、未だにその開発は実現していない。この間、海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、メタンハイドレートなどの新たな資源も認識され、開発に向けた期待は高まり、技術開発も行われたが、これらも開発は実現に至っていない。海底資源開発に向けた現状の認識と、課題についての理解を深め、今後の展開策を探る。
【招待講演】
日本鉱業振興会の助成により学会長期テーマプロジェクトが第1期から継続され,厳正な審査を経て2024年3月に7件の第2期課題が採択された。統括リーダーから第2期の趣旨説明に引き続き,スタートアップした各採択課題の研究内容や目指すところなどを発表いただく。また,第1期の7課題のフォローアップとして,各課題の研究成果の総括やその後の発展などを発表いただく。
【招待講演】 近年,持続可能な発展を目的として,様々な大深度地下開発・利用手法が新たに提案され,岩盤工学が取り扱う事象が複雑化してきている。このような状況に対応するためには,従来の岩盤工学が主として対象としてきた岩盤の物理,力学,水理特性のみではなく,化学,微生物学,鉱物学,情報技術などの異分野の知見が必要となる。本セッションでは,岩盤工学と関連する最先端の異分野融合研究の例を紹介する。
【募集型企画】
鉱業および関連技術の歴史に関する研究を対象に、世界と日本の前近代から現代にいたる鉱業を幅広く取り扱う。地質学、鉱山工学、冶金学、歴史学、考古学などの研究が含まれる。
今回は、秋田県鉱業系博物館・資料館連絡協議会の総会「秋田県鉱山サミット」における市民講演会との共催となる。
【募集型企画】
建設用原材料の評価・利用技術および脱水ケーキ等の未利用資源の活用
建設用原材料である骨材の品質評価、骨材生産における環境影響、副産物の脱水ケーキの活用可能性に関する最新の知見を発表・討論する
【募集型企画】
最近の採掘技術に関するトピック
①  ②
石灰石鉱山をはじめとする採掘技術に関する最新の技術や関連する研究成果の発表を通して,新たな技術開発の知見を交換しする場を提供する。また,この企画発表を通して技術者および研究者どうしの親睦をはかり,新たな採掘技術発展のための知識を集約する。
【募集型企画】
最近の石炭等エネルギーの開発・利用の動向
カーボンニュートラルへ向けた活動が加速する中、石炭等の炭化水素エネルギー資源の
開発や利用が岐路に立たされている。一方で、今後も増加が見込まれている世界的な
エネルギー需要の増加に対応するためには石炭等の開発・利用が不可欠である。
本企画講演では、炭化水素エネルギー資源の開発・利用に関する最新の動向について
ご講演いただき、カーボンニュートラルを目指した炭化水素エネルギー資源の開発・利用のあり方について議論する。
【募集型企画】
資源社会システム
2023年に資源社会システム部門委員会を設立した。本委員会は、資源経済部門委員会との統合を行い、同部門委員会がこれまで担ってきた鉱山開発の上流側の事柄、特により現場に近いメンバーからの知見を集約し活用することも活動範囲として含める。資源開発・リサイクル技術についても念頭に置きつつ、社会全体での資源利用の効率化を目指した社会システム設計に資する議論を行う。
【募集型企画】
資源探査における大規模データと掘削情報プロセッシングの動向
鉱物・エネルギー資源の探査に関する最新の技術動向や基礎研究、陸から海に至るリモートセンシング、物理探査、化学分析、掘削情報などのマルチスケール情報、さらに、地球・環境科学および数理情報科学を含む幅広いテーマについて議論し、資源・素材研究における新たな価値創造を目指す。
【招待講演】 JOGMECでは主に非鉄金属資源の選鉱・製錬の分野で先端的な研究をこれまで実施してきた。本企画セッションでは、選鉱分野での情報工学の導入を目指した取り組み、未利用資源の有効活用を目指した選鉱に関する研究、難処理原料を対象とした製錬分野での基礎的研究などJOGMEC及び大学と共同実施したテーマにつき報告する。
【招待講演】 激変する世界の資源産業に対応するため、大学と機関では現在多くの資源系人材育成や国際的なプロジェクトが実施されている。本企画セッションではこれらの取り組みについて網羅的に発表を行い、今日本国内でどのようなプロジェクトが進行しているかを把握し、これによって今後の大学間や機関間との協働した取り組みやノウハウの蓄積あるいは効率的な人材育成や国際的プロジェクトにつながる可能性を広げることを目指す。
【募集型企画】
ゼロエミッション社会構築にむけたCCS/CCUS技術開発
CCS/CCUS 技術に関わる最新の研究動向の紹介:ゼロエミッション社会構築に不可欠なCO2 回収・貯留(CCS)技術および CO2 回収・有効・貯留(CCUS)技術における最新の技術動向や、それらの基礎となる地化学、岩石力学、ならびに水理学等に関連した研究を紹介する。それらのテーマの議論を通じて、CCS/CCUS 技術の更なる発展に資する知見の提供をめざす。
【募集型企画】
第9回 資源・素材塾ネットワーキング
国内の資源・素材系技術者の育成を目的とし、資源・素材学会「資源・素材教育センター」
主催にて 2010 年より『資源・素材塾』を催しており、これまで 511 人(2024 年4 月時点)の修了生を輩出した。本年度も「資源・素材塾」OB を社会人講演者としてお迎えし、
資源・素材塾の思い出と最近のご活躍に関するお話をいただくとともに、今年度の「資源・
素材塾」受講生によるグループ討議発表も予定している。
本企画を通じ、当該分野のネットワークをさらに拡大するとともに、資源・素材分野の
人材ベース強化と学生の資源・素材分野に対する意識の向上することを期待する。
【募集型企画】
地圏環境に由来する環境汚染物質評価・対策の動向
部門委員会活動に関係するトピックである地圏環境汚染対策・評価および坑廃水対策に関する最新の動向を紹介するとともに、それを踏まえ、効率的な議論を進める。なお、本セッションは一部招待講演を含む応募型のセッションである。
【招待講演】
廃棄リチウムイオン電池の処理ならびに関連資源の資源循環技術
素材部門委員会では、無機素材全般の製造、リサイクリング等に関する広範囲な技術情報の交換の企画セッションを春秋大会で開催している。今回は、リチウムイオン電池のリサイクリングならびにその周辺技術に関するセッションを企画した。なお、次回以降の企画の提案も委員の方から受け付けており、さらに、委員も随時募集している。企画提案のある方、委員希望者は学会ホームページを参考に委員長もしくは事務局まで連絡ください。
【招待講演】
非鉄金属製錬に関わる物性の理解と未利用副産物の回収と活用
東北大学多元物質科学研究所と住友金属鉱山株式会社による共同研究部門による活動および研究成果を報告する。啓発活動として、オープンキャンパスなどで非鉄金属製錬を紹介し、簡単な実験を通じて興味を引き出す展示を企画した。銅製錬に関わる物性および反応の解析、未回収有価金属の回収、忌避金属の有効活用、水平展開を見据えた湿式製錬に関わる錯体解析など、多岐にわたる研究について、方法論から応用展開まで議論する。
【募集型企画】
ワイヤロープ
①  ②
本セッションは,ワイヤロープ研究会が線材製品協会ワイヤロープ部会との合同で企画する もので,年に一度,ワイヤロープにかかわるメーカー,ユーザー,研究機関などに属する 技術者・研究者が一堂に会し,互いの最新の研究成果や,開発技術・実用事例などについて 公開で発表・討議することをもって,ワイヤロープの製造・使用・保守管理に関する技術の さらなる向上・発展に資することを目的とするおのである。
 

 


 

企画セッション募集<終了しました>

本大会における「企画講演セッション」を募集いたします。

本大会にて[企画セッション]主催をご希望の方は、申込期間中にお申込みください。

申込期間

2024年4月3日(水)~ 4月15日(月) 正午​
※募集締切後の申込は一切お受け出来かねます。

申込方法

企画講演セッション 兼 委員会 実施申込フォームよりお申込みください。
URL:https://forms.gle/DbQLGBC2ikiFhmBM7