16:30 〜 17:00
[1606-11-06] JX金属におけるLiBリサイクルプロセスの開発
司会:盛満 正嗣(同志社大学)
キーワード:リチウムイオン電池、リサイクル、熱処理、物理選別
現在、気候変動の原因となる温室効果ガスの排出削減のため、世界各国でカーボンニュートラルを目指す取り組みが強化されており、自動車の電動化(xEVと記す)が各国政府の後押しもあり急速に進んでいる。2023年8月に発効した欧州電池規則には、廃車載用リチウムイオン電池(以下、LiBと記す)の回収、処理およびリサイクルに関する要件が含まれ、LiBリサイクルへの関心が高まっている。
将来的なxEVの普及に伴いLiBの需要は拡大し、原料となるレアメタル(Ni, Co, Li)は、天然資源だけでは供給不足になることが予想されている。また、Ni,Co,Liの産出国が偏在するため、資源の安定供給の観点で廃LiBのリサイクルは極めて重要である。
当社ではLiBのリサイクル技術の実証化試験を2010年からスタートし、車載用廃LiBのクローズドループ・リサイクルプロセスの開発に取り組んできた。
本報告では、当社が開発中の車載用廃LiBからブラックマスを回収する前処理プロセスについて紹介する。
将来的なxEVの普及に伴いLiBの需要は拡大し、原料となるレアメタル(Ni, Co, Li)は、天然資源だけでは供給不足になることが予想されている。また、Ni,Co,Liの産出国が偏在するため、資源の安定供給の観点で廃LiBのリサイクルは極めて重要である。
当社ではLiBのリサイクル技術の実証化試験を2010年からスタートし、車載用廃LiBのクローズドループ・リサイクルプロセスの開発に取り組んできた。
本報告では、当社が開発中の車載用廃LiBからブラックマスを回収する前処理プロセスについて紹介する。
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