11:40 〜 12:00
[2201-08-08] 清水、空気およびCO2を掘削流体として用いた場合の掘削性の比較について
司会:久保 大樹 (京都大学)
キーワード:掘削流体、エア掘削、CO2掘削
掘削性に及ぼす掘削流体の影響を調査することを目的として、石材加工用ボーリングマシンとコアビットを使用した荻野凝灰岩に対する掘削実験を行った。掘削流体として清水、空気、CO2の3 種類を使用し、各掘削流体において掘削荷重を変化させて掘進速度およびモータ負荷電流を測定した。また、掘削時に発生する微小破壊音(AE)を岩石試験片表面で測定し、掘削流体の影響についても調べた。空気およびCO2を用いて掘削された掘削孔は、清水掘削と比べると外径が小さく、清水掘削に比べて余掘りが小さくなる傾向が確認された。また、掘削速度は空気およびCO2掘削の場合は同程度であり、清水掘削よりも大きな掘削速度が得られることなどを明らかにした。
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