○Akihiro Hamanaka1, Rika Iriguchi1, Ken-ichi Itakura2, Gota Deguchi4, Jun-ichi Kodama3, Takashi Sasaoka1, Hideki Shimada1
(1. Kyushu University, 2. Muroran Institute of Technology, 3. Hokkaido University, 4. Underground Resources Innovation Network)
司会:菅井裕一(九州大学)
Keywords:Underground Coal Gasification, Hydrogen generation, Reaction temperature, COMSOL
石炭地下ガス化(Underground Coal Gasification: UCG)は,石炭層に注入孔および生産孔のボーリングを掘削し,地下の石炭層を原位置で直接ガス化させることで,水素や一酸化炭素などの可燃性ガスを回収する技術である。UCGでは,高温(1,000℃以上)のガス化領域を広範囲に拡大させることで,生成ガス中の可燃性成分の割合が増加する。しかしながら,原位置のUCGの反応プロセス中の温度を直接計測することは困難である。そこで本研究では,COMSOL Multiphysicsを用いて生成ガスの結果からガス化状況を推定する解析モデルを構築した。このモデルを, UCG現場実験から得られた生成ガスの分析結果に適用し,モデルの妥当性と有効性を検討した。その結果、現場実験のガス分析結果と生成ガス解析モデルの結果との良好な一致が認められ、本モデルが石炭層の反応温度推定にも有効であることが示された。
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