[S-02-2] 欧米におけるNeuro-ICUの現状と脳機能モニタリングの進歩
すでに欧米のみならず世界の主要大学病院、主要病院にはNeuro-ICUが設置されており、多くの場合、脳神経内科が中心となり関連各科、多職種が連携して、すべての重症神経疾患、潜在的に重症化し得る神経疾患、神経学的合併症を有する患者さんに救急・集中治療が行われている。2018年には、「Standars for Neurologic Critical Care Units」も米国Neurocritical Care Societyから公表され、世界における標準化の流れは加速している。本シンポジウムでは、神経学におけるNeuro-ICUの歴史的意義、神経学先進国におけるNeuro-ICUの現状、これまでのわが国における歩みをご紹介し、本邦でも漸く機運が高まっているNeuro-ICU設置の準備に必要な知見を提供する。
横浜国立大学教育学部附属横浜小中連携高、東海大学医学部卒後、国立病院機構東京医療センター
米国ミネソタ大学医学部神経学講座留学・客員研究員、東海大学医学部神経内科学講師・
高度救命救急センター講師、国際医療福祉大学熱海病院副院長を経て現職
専門 脳神経内科学、とくに神経救急・集中治療、脳血管障害、てんかん重積状態、脳死脳蘇生
医学教育、医学英語教育、医の倫理、危機管理医学
主な国際学会活動
理事; 米国Neurocritical Care Society (NCS)
会長; 米国NCSアジア・オセアニア支部
委員長;米国内科学会日本支部候補者選考委員会
主な国内全国学会活動
理事・事務局長;日本蘇生協議会、日本脳死脳蘇生学会、日本神経救急学会
世話人; 日本臓器移植関連学会協議会
代議員・評議員;日本神経学会、日本脳卒中学会、日本医療安全学会、日本医学英語教育学会
抄録パスワード認証
パスワードは抄録集に記載してあります。