第61回日本神経学会学術大会

講演情報

シンポジウム

[S-02] シンポジウム02
神経学先進国におけるNeuro-ICUの現状とわが国の歩み

2020年8月31日(月) 10:30 〜 12:00 第05会場 (岡山コンベンションセンター 3F 302会議室)

座長:永山 正雄(国際医療福祉大学大学院医学研究科 脳神経内科学),有賀 徹(独立行政法人労働者健康安全機構)

[S-02-2] 欧米におけるNeuro-ICUの現状と脳機能モニタリングの進歩

永山 正雄 (国際医療福祉大学大学院医学研究科 脳神経内科学)

すでに欧米のみならず世界の主要大学病院、主要病院にはNeuro-ICUが設置されており、多くの場合、脳神経内科が中心となり関連各科、多職種が連携して、すべての重症神経疾患、潜在的に重症化し得る神経疾患、神経学的合併症を有する患者さんに救急・集中治療が行われている。2018年には、「Standars for Neurologic Critical Care Units」も米国Neurocritical Care Societyから公表され、世界における標準化の流れは加速している。本シンポジウムでは、神経学におけるNeuro-ICUの歴史的意義、神経学先進国におけるNeuro-ICUの現状、これまでのわが国における歩みをご紹介し、本邦でも漸く機運が高まっているNeuro-ICU設置の準備に必要な知見を提供する。

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横浜国立大学教育学部附属横浜小中連携高、東海大学医学部卒後、国立病院機構東京医療センター
   米国ミネソタ大学医学部神経学講座留学・客員研究員、東海大学医学部神経内科学講師・
   高度救命救急センター講師、国際医療福祉大学熱海病院副院長を経て現職
専門 脳神経内科学、とくに神経救急・集中治療、脳血管障害、てんかん重積状態、脳死脳蘇生
   医学教育、医学英語教育、医の倫理、危機管理医学
主な国際学会活動
   理事; 米国Neurocritical Care Society (NCS)
   会長; 米国NCSアジア・オセアニア支部
   委員長;米国内科学会日本支部候補者選考委員会
主な国内全国学会活動
   理事・事務局長;日本蘇生協議会、日本脳死脳蘇生学会、日本神経救急学会
   世話人;    日本臓器移植関連学会協議会
   代議員・評議員;日本神経学会、日本脳卒中学会、日本医療安全学会、日本医学英語教育学会

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