[P19 [E]] 海外主要4学術情報基盤のダッシュボード比較分析
ーオープンサイエンス指標に注目してー
近年,世界的にオープンサイエンス(OS)が推進され,これに伴い学術情報基盤の整備が進められている.我々は海外の主要4学術情報基盤が提供する大学等向けのダッシュボードに注目し,オープンアクセス(OA)の研究データや論文を収蔵する学術系サービス(OpenAIRE, CORE)と,独自データベースを持つ商用系サービス(InCites, SciVal)を比較分析した.4基盤は,収集物は異なる一方,提供指標群には共通性があり,中でもOS指標は全基盤に対応が見られた.学術系サービスでは成果物へのDOIや著作権付与数指標等が豊富に提供されており,機関におけるOS指標の重要性は今後も増すものと考察される.