[4-8] ポスター発表（午後の部）

[P-110] 光れ！ケミカルライト 過シュウ酸エステル化学発光における発光強度・発光時間の改善 Ⅱ

島袋 泰盛 (立教池袋高等学校 科学部)

Keywords:ケミカルライト、シュウ酸エステル、化学発光、サリチル酸ナトリウム、励起

過シュウ酸エステル化学発光において、発光強度や発光時間の調整手段を探すことを目的とした。 今回、シュウ酸エステルの量、触媒、溶媒、pHの四つの観点から変化させ、発光強度ピーク、ピークを過ぎてからの発光強度の減衰と結果を積分して出した積分値の観点から効果を検証した。 シュウ酸エステルの量を増やすと発光強度ピークが上昇し、比例関係にあることが示唆された。触媒を入れると発光強度ピークは変化しなかったが、積分値は上昇した。溶媒を変化させると、過酸化水素の溶解度に応じて発光強度が変化した。pHを変化させると酸性だと全く発光せず、アルカリ性だと触媒を入れた時と同じように積分値が上昇した。