[O-9] 植物の成長過程における葉緑体数の変化
キーワード:葉緑体、成長
<概要>
理科の授業で、植物の細胞の特徴的なつくりである「葉緑体」について興味を抱いた。
そこで、温度や光の色などの外的な様々な条件の変化が、植物の細胞内にある葉緑体数の変化にどのような影響を与えるのか、定量的に実験を行いたいと考えた。
熱湯・冷水・常温の水につけたオオカナダモの細胞を顕微鏡で観察して葉緑体数を調べた。また、オオカナダモを、白・赤・青・黄・緑の光に1時間あてたあとの細胞内の葉緑体数を調べた。
理科の授業で、植物の細胞の特徴的なつくりである「葉緑体」について興味を抱いた。
そこで、温度や光の色などの外的な様々な条件の変化が、植物の細胞内にある葉緑体数の変化にどのような影響を与えるのか、定量的に実験を行いたいと考えた。
熱湯・冷水・常温の水につけたオオカナダモの細胞を顕微鏡で観察して葉緑体数を調べた。また、オオカナダモを、白・赤・青・黄・緑の光に1時間あてたあとの細胞内の葉緑体数を調べた。
<考察・展望>
植物が成長できなくなる高温下や低温下では葉緑体数が減少することが分かった。
さらに、植物が成長するための大きな要因の一つである光について、そのままの白色の光を当てたところ、葉緑体数が増加することが分かった。一方で、カラーフィルムを通して、光の色を変えて与えたところ、植物と同じ色である緑色では葉緑体数が増加しないどころか減少してしまい、緑色の補色である赤色の光を与えたところ葉緑体数が増加することが分かった。
これは、植物が光合成をするために吸収する光が一様でないことと、植物が緑色であることに関係すると考えた。
植物が成長できなくなる高温下や低温下では葉緑体数が減少することが分かった。
さらに、植物が成長するための大きな要因の一つである光について、そのままの白色の光を当てたところ、葉緑体数が増加することが分かった。一方で、カラーフィルムを通して、光の色を変えて与えたところ、植物と同じ色である緑色では葉緑体数が増加しないどころか減少してしまい、緑色の補色である赤色の光を与えたところ葉緑体数が増加することが分かった。
これは、植物が光合成をするために吸収する光が一様でないことと、植物が緑色であることに関係すると考えた。