[B-5-22] 送受信ウェイトのフィードバックを不要とするTDD対応MU-MIMOキャンセラの基礎検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:移動通信、MU-MIMO、TDD、ネットワーク連携
全てのセルで同一周波数を繰り返し再利用するセルラシステムでは、特にセル境界付近において隣接セル干渉により通信品質が劣化する。筆者らはセル境界付近における干渉抑圧技術として、隣接する基地局が連携して仮想的なセルを構成し、隣接セル干渉を抑圧する仮想化セル MUMIMO キャンセラを提案し、通信品質を大幅に改善できることを示した。送受で異なる周波数を用いる FDD(Frequency Division Duplex)では、下り回線で固有モード伝送を行う場合には端末から送信側である基地局に送信ウェイトをフィードバックする必要がある。本検討では、TDD(Time Division Duplex)の下り回線を対象に、送受信ウェイトのフィードバックを行わない固有モード伝送を提案する。
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