[C-13-2] 顕微ラマン・LBIC同時測定による有機薄膜太陽電池の劣化評価
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:有機太陽電池、顕微ラマン分光法、LBIC、P3HT、イメージング
有機太陽電池は, シリコン系などの無機太陽電池と比較して素子寿命が課題であり, 実用化の妨げとなっている.素子寿命を決定している要因の1つは, 光電変換材料や電極材料の劣化であり, これを正しく把握することが課題解決に繋がる.劣化現象は, I-V測定などの素子特性に基づいて議論されることが多いが, 劣化原因を探るという観点からは, 化学的評価も重要である.そこで本研究では, 有機薄膜太陽電池に対して微小スポットレーザーを走査させながら短絡電流を測定するLBICと化学的な分光評価法であるラマン分光を同時測定できるシステムを構築し, 継続的な太陽電池動作に伴う短絡電流とラマンシグナルの変化をイメージングした.
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