第21回日本バーチャルリアリティ学会大会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

自動車とVR

[13C] 自動車とVR

2016年9月14日(水) 13:45 〜 15:15 C室 (中会議室202A)

新居英明(株式会社IIJイノベーションインスティテュート)

14:30 〜 14:45

[13C-04] ベクションを用いた加速度刺激の隠消現実に関する検討

○澤邊 太志1,2、神原 誠之1,2、萩田 紀博1,2 (1.奈良先端科学技術大学院大学、2.国際電気通信基礎技術研究所)

近い将来実現する自動走行化に伴い, 運転から解放された搭乗者は自らの操舵ではなく自動制御による車両からの予測不可能な加速度刺激を受けるため, 搭乗者の乗り物酔いが増加することが予想される. これまでバーチャルリアリティ分野では, ドライブシミュレータのように実際には発生していない加速度を人間に擬似提示する技術が開発されてきたが, 本研究では乗り物酔い軽減のために, 発生した加速度をいかに搭乗者に感じさせないか, という逆問題を解決する. 具体的には, 自動走行下の乗り物酔い軽減を目的とした拡張現実感による, 視覚誘導性自己移動感覚(ベクション)を応用した視覚提示により, 車両に発生する加速度の刺激低減技術の開発を提案する.

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