第22回日本バーチャルリアリティ学会大会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

マルチモーダル・クロスモーダル

[1F3] マルチモーダル・クロスモーダル3

2017年9月27日(水) 14:00 〜 15:30 F会場 (理工学部共通講義棟 4F)

座長:南澤 孝太(慶應義塾大学)

14:15 〜 14:30

[1F3-02] R-V Dynamics Illusionにおける各種刺激の影響分析 (5)
~聴覚刺激のパラメータを変更した場合について~

○山田 泰己1、橋口 哲志1、柴田 史久1、木村 朝子1 (1. 立命館大学大学院)

我々は,実物体と仮想物体の異なる運動状態が引き起こす錯覚現象 R-V Dynamics Illusionについて研究を行ってきた.従来研究より,実物の剛体に対して液体の揺れや球体の移動を想起させる視覚刺激を提示することで,実際よりも物体を軽く知覚する事が分かった.更に,仮想の球体に衝突音を付与することで視覚刺激のみの条件よりも物体を更に軽く知覚することを確認した.
 次なるステップとして本研究では,提示する衝突音の大きさなどのパラメータを変更した実験を行った.その結果,パラメータの変化によって触力覚が異なることを確認した.

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