2019年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 303-1 原子炉計測,計装システム,原子力制御システム / 303-2 遠隔操作,ロボット,画像工学

[3K01-06] センシングとデータ伝送

2019年9月13日(金) 09:30 〜 11:05 K会場 (共通教育棟 2F E21)

座長:五福 明夫(岡山大)

10:45 〜 11:00

[3K06] プラント向けエッジ側状態監視処理システムの開発

*中重 佑一1、鉄谷 祐二1、河合 佑紀1 (1. MHI)

キーワード:SMEc、遠隔監視システム、エッジコンピュータ、深層学習

プラント運用における現場計器の遠隔監視システムとして、カメラと深層学習を組み合わせたSMEcによる手法について提案する。針位置推定ロジックにより、目標精度である誤差1目盛り以内で99%以上の認識率を得ることができた。また、応答性評価試験から動的挙動についても十分な追従性を持つことを確認することができた。このことから、SMEc導入により、「実機改造レスでのシステム導入」、「狭隘部等での現場データ収集」、「低通信容量、少電力でのデータ伝送」、「運転員の健康被害の低減」を期待できるシステム実現の目処を得たものと考える。