2020年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1A01-03] 放射線影響

2020年9月16日(水) 10:00 〜 11:00 A会場 (Zoomルーム1)

座長:吉田 浩子(東北大)

10:00 〜 10:15

[1A01] マウスにおけるがん発生、および寿命に対する放射線影響の数理的解析

*衣川 哲弘1、真鍋 勇一郎1、和田 隆宏2、田中 聡3 (1. 阪大院工、2. 関大システム理工、3. 環境研)

キーワード:放射線、生体影響、がん、数理モデル

放射線による晩発的生体影響の例として、がん増加や寿命の短縮があげられる。

一般的に、がんは生体の死因となり、がん増加は寿命に対して影響を与えると考えられている。
我々はこの観点より、がん発生とそのがんによる死亡を結びつける数理モデルを作成し、放射線によるがん増加と寿命短縮の定量的関係の解明を目指している。

我々は公益財団法人 環境科学技術研究所でのマウスに対するガンマ線照射実験によるデータを基に、マウスにおけるがん発生と寿命に対する放射線影響を解析した。

本発表ではがんを様々なカテゴリに分け、それぞれに対する放射線影響の解析結果を発表する(例:全がん、主な死因となっている悪性リンパ腫、固形がん、血液がん等)