2020年秋の大会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[1N13-15] 核データ測定2

2020年9月16日(水) 16:25 〜 17:15 N会場 (Zoomルーム14)

座長:片渕 竜也(東工大)

16:40 〜 16:55

[1N14] GeV領域陽子入射反応によるMn, Coの核種生成断面積

*竹下 隼人1、明午 伸一郎2、松田 洋樹2、岩元 大樹2、中野 敬太2、渡辺 幸信1、前川 藤夫2 (1. 九大、2. JAEA)

キーワード:核種生成断面積、J-PARC、PHITS、INCLモデル、陽子

J-PARC センターでは、加速器駆動核変換システム(ADS)の核設計⾼度化を⽬的に、⾼エネルギー陽⼦⼊射による核種⽣成断⾯積測定を⾏っている。去年度はNi, Mnといった中重核に対して0.4から3 GeV陽子を用いて核種生成断面積を測定した。
本講演では、実験で取得した核種のうちMn, Coに対する実験結果を粒子輸送計算コードPHITSなどで用いられる核反応モデルを用いて解析を行った結果について報告する。