コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 施工

施工Ⅰ

2014年7月9日(水) 10:00 〜 12:00 第4会場 (54会議室)

[1252] 高断熱性湿潤養生シートの適用効果に関する検討

座長(土木):浦野真次
座長(建築):佐藤幸恵
講演者:川西貴士, 近松竜一, 水野敬久, 溝渕麻子
(大林組)

キーワード:aluminum foil sheet, cellular shock absorbing material, crack, insulation properties, moisture-retaining properties, non-woven fabric, precise, 断熱性, 保湿性, アルミ箔シート, 気泡緩衝材, 不織布, ひび割れ, 緻密

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部材の内部と表層部の温度差に起因した内部拘束による温度ひび割れを防止するための保温養生と,表層部からの水分の逸散を防止するための湿潤養生を効率的に行うために,断熱性に優れたアルミ箔シートおよび気泡緩衝材と,保湿性に優れた不織布とを一体化した養生シートを考案した。この養生シートによる保温効果と保湿効果を検証した結果,型枠の取外し後も急冷されることなく保温効果を持続することができ,表層部のひび割れを防止できること,保湿効果により型枠の取外し後も湿潤状態を保つことができ,コンクリートの表層部の硬化組織を緻密にできることを確認した。