コンクリート工学年次大会 2016(博多)

講演情報

第38回コンクリート工学講演会

A.材料・施工 » 耐久性一般

耐久性一般Ⅰ

2016年7月8日(金) 09:00 〜 10:30 第3会場 (5F 503号室)

座長:河合研至(土木), 山本佳城(建築)

[1114] コンクリート水路に施工された無機系補修材の中性化とその要因

森充広1, 浅野勇1, 川邉翔平1, 川上昭彦1 (1.農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所)

キーワード:channels for irrigation, EPMA, leaching, neutralization, polymer cement mortar, ポリマーセメントモルタル, 中性化, 溶脱, 農業用水路

コンクリート開水路の平滑性改善,劣化因子の遮断を目的として施工された2種類の無機系表面被覆材の中性化を小口径コアにより調査した。側壁気中と底版の中性化深さをそれぞれ測定した結果,いずれの無機系表面被覆材においても,側壁気中よりも常時水中にある底版において中性化が約5倍進行していた。別途底版から採取した無機系表面被覆材をEPMAにより分析した結果,いずれも表層のカルシウム,硫黄濃度が低下していた。これらのことから,底版で見られた中性化は,溶脱に起因すると考えられた。