石油学会 第66回年会(第72回研究発表会)

特別講演,依頼講演紹介


【特別講演】(1日目,16:50~17:50)
  「海洋鉱物資源-形成過程の基礎的研究から環境影響評価まで―
海洋研究開発機構 海底資源センター長  鈴木 勝彦 氏
日本の周辺海域は,4種類の海洋鉱物資源がすべて相当量で揃う希有な海域です。鉱物資源は地球の営みの中で形成されるため,その場でそのタイミングで形成される理由があります。それを明らかにすることは科学的にも意義があると同時に,将来の開発にも重要です。今回は科学的研究開発を基にした現状と将来の見込みについてもお話します。


【依頼講演1】(2日目,13:00~13:30)
「サーキュラーエコノミーの実現に向けた産総研の取組み
(国研)産業技術総合研究所
執行役員/材料・化学領域長 濱川 聡 氏
産総研がサーキュラーエコノミー社会の実現に向けて取り組んでいるアルミニウムのマテリアルリサイクル,PETのケミカルリサイクル,二酸化炭素の資源化等の技術開発について紹介します。

【依頼講演2】(2日目,17:15~17:45)
「欧州における再生可能エネルギー導入目標達成に向けた政策動向
(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構
欧州事務所 主幹 若林節子 氏
欧州は,2050年までにEU全体として気候中立を達成するという目標を掲げており,その達成に向け2030年にEU全体の最終エネルギー消費ベースで再エネ比率を42.5 %まで導入拡大するという目標を立てています。本講演では,こうした欧州の政策概要と最新の動向を概説いたします。
*講師の都合により講演はオンラインで行われます。