2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.3 酸化物エレクトロニクス

[13p-2H-1~21] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2015年9月13日(日) 13:45 〜 19:15 2H (222)

座長:矢嶋 赳彬(東大),藤原 宏平(東北大)

18:00 〜 18:15

[13p-2H-17] マルチフェロイックBiFe1-xCoxO3薄膜のスピン構造変化

〇川邊 諒1、北條 元1、山本 孟1、清水 啓佑1、壬生 攻2、東 正樹1 (1.東京工業大学応セラ、2.名工大工)

キーワード:マルチフェロ、電気磁気効果、パルスレーザー堆積法(PLD法)

BiFeO3は自発磁化のないサイクロイド磁気秩序を持つが,BiFe1-xCoxO3(0.1<x<0.2)では弱強磁性を伴うコリニア型へとスピン構造が変化する。バルク試料の同様の菱面体晶構造が得られると期待されるSrTiO3(111)基板上にPLD法でBiFe1-xCoxO3 (x=0.1,0.15)薄膜を作製し,バルク試料同様,サイクロイドからコリニアへのスピン構造変化を確認した。