[14p-2U-12~16] 17.2 構造制御・プロセス

[14p-2U-12] X線照射および熱アニーリングによる単層カーボンナチューブ内への新規ナノ構造形成

〇村上 俊也¹、磯崎 哲¹、橋本 翔平¹、木曽田 賢治²、伊東 千尋¹ (1.和大シス工、2.和大教育)

キーワード：カーボンナノチューブ、欠陥、ラマン散乱

単層カーボンナノチューブ（SWNT）の特性制御や機能化の達成を目的に、我々は、X線照射欠陥の生成による改質手法の研究を進めてきた。SWNTのX線照射欠陥がフレンケル欠陥（格子間原子と空孔のペア）である。この欠陥が熱アニーリングによりSWNT試料内を拡散することで欠陥が拡散し凝集することで、新規なナノ構造体を形成する可能性を調べた。