[19p-W531-1~19] 12.5 有機太陽電池

[19p-W531-12] チオフェン−チアゾロチアゾールポリマー:PCBM有機薄膜における初期電荷分離機構

阿児 拓海¹、立川 貴士¹、尾坂 格²、〇小堀 康博¹ (1.神戸大院理、2.理研)

キーワード：光電荷分離、励起子、有機半導体

ドナー−アクセプター連結型ポリマーを用いる低バンドギャップポリマーによる有機薄膜太陽電池は、光電変換効率の向上が見られ近年注目されているが、光照射によるキャリア生成機構の詳細は明らかではない。本研究はチオフェン−チアゾロチアゾールポリマー:PCBMブレンド膜のレーザー光照射で生成する電荷分離状態を時間分解電子スピン共鳴法による観測し、励起子から効率よく光電流を生じる機構の解明を行った。