2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20p-PA4-1~23] 12.7 医用工学・バイオチップ

2018年9月20日(木) 13:30 〜 15:30 PA (イベントホール)

13:30 〜 15:30

[20p-PA4-16] 大面積化学イメージセンサの開発と評価

佐藤 大介1、Werner Frederik1、宮本 浩一郎1、吉信 達夫1 (1.東北大工)

キーワード:化学イメージセンサ、回路モデル

化学イメージセンサは、材料表面の電気化学的測定や、細胞の代謝測定などの生物学的応用において極めて有用なセンサである。これまで主にミクロスコピックな測定対象を高分解能に観察する方向で開発が行われていたが、一方で、例えば植物の根圏における土壌pH測定など、大面積での測定が求められるアプリケーションも存在する。先行研究では、センサ面積の増大とともに非照射部の溶液とセンサ基板との容量結合による戻り電流のために信号電流が小さくなることが指摘されており、これは実用化の上で大きな課題となる。本研究では、センサの大面積化が測定に与える影響を調査し、大型試料のイメージングについて検討した。