2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20p-PB1-1~13] 6.5 表面物理・真空

2019年9月20日(金) 13:30 〜 15:30 PB1 (第二体育館)

13:30 〜 15:30

[20p-PB1-13] Ar+イオン衝撃によってPd(111)表面に形成されたナノ構造の熱的安定性

原田 柾1、濱 直樹1、横田 幸恵1、渡辺 量朗1 (1.東理大)

キーワード:Ar、Pd(111)、昇温脱離法

Pd(111)単結晶表面へのAr+イオン衝撃により、サブサーフェスでAr原子が凝集することで、nmオーダーの小山状構造をもつ表面を形成できる。この表面はPd(111)表面とは異なる触媒活性を示す。この表面の高温における熱的安定性を調べるため、吸蔵されたArの昇温脱離(TPD)スペクトルを550 Kにおける保持時間に対して観測したところ、10時間経過後もピーク強度が十分保持されることが確認された。