2019年第80回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[21a-E205-1~12] 3.8 光計測技術・機器

2019年9月21日(土) 09:00 〜 12:15 E205 (E205)

田辺 稔(産総研)、南川 丈夫(徳島大)

09:00 〜 09:15

[21a-E205-1] 包絡線ピーク近傍の干渉縞包絡線の選択再建

韋 冬1、陳 梅雲2 (1.長岡技大機、2.広東工業大)

キーワード:距離情報

低コヒーレンス光源を利用した干渉計では、位置情報を干渉縞で記録している。バランスしたマイケルソン干渉計において、物体鏡と参照鏡の位置が一致すれば、時間コヒーレンスが最大となる。時間コヒーレンス関数は包絡線で評価できる。包絡線ピークの位置を検出すれば、対象点の位置を得ることができる。これまでの干渉縞処理は離散フーリエ変換と逆離散フーリエ変換を利用していた。全ての包絡線が再建されていた。必要なデータは包絡線ピークを判別するために、その近傍の包絡線のみである。そのため、離散フーリエ変換の代わりに、チャープ Z 変換を使って、包絡線ピーク近傍の包絡線のみを選択し再建する方法を検証する。