[16p-Z09-1~14] 3.1 光学基礎・光学新領域

[16p-Z09-12] 光渦レーザー誘起前方転写法によるマイクロパターニング

〇岩田 宗朗^1,2、金子 晃大^1,2、川口 晴生²、梅里 慧²、尾松 孝茂^2,3 (1.(株)リコー、2.千葉大院融合理工、3.千葉大分子キラリティーセンター)

キーワード：光渦、レーザー誘起前方転写法

光渦を用いたレーザー前方転写法では、光渦の持つ軌道角運動量がドナー薄膜に作用し、ドナーが自転しながら飛翔する「スピンジェット現象」が起こる。「スピンジェット現象」を活用すると、既存のインクジェット方式では吐出できない高粘度液膜でも、pℓスケール体積の微小液滴として吐出できる。本講演では、「スピンジェット現象」に立脚した高解像度イメージング技術の基礎的な実証実験について報告する。