2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

FS フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[18p-A410-1~8] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2023年3月18日(土) 13:00 〜 15:30 A410 (6号館)

中島 光雅(NTT)、佐藤 昇男(NTT)

14:30 〜 14:45

[18p-A410-5] 量子干渉システムによる相関均衡の実現

白鳥 帆香1、新川 浩彬1、Röhm André1、Bachelier Guillaume2、Laurent Jonathan2、巳鼻 孝朋1、堀﨑 遼一1、成瀬 誠1 (1.東京大情報理工、2.グルノーブルアルプス大)

キーワード:相関均衡、量子干渉

競合する者が互いに利益のある協力関係を維持することは重要である。ゲーム理論では相関均衡の成立が協力関係を維持する動機となることが知られている。従来手法では相関均衡を暗号によって実現していた。本研究では、暗号ではなく、物理的な量子干渉によって相関均衡を実現する原理を提案した。提案原理で出力できる行列の種類を定量的に評価分析した。