令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道(3)

座長:林 宏延(鹿島建設)

[VI-512] 北陸新幹線(南福井)建設工事におけるプレキャスト工法適用事例

〇岡本 圭太1、中橋 寛明1、越智 大介2、田畑 繁樹3、田村 暢慶1 (1.西日本旅客鉄道株式会社、2.前田建設工業株式会社、3.株式会社大林組)

キーワード:鉄道高架橋、RCラーメン高架橋、RC橋脚、プレキャスト工法

鉄道工事において、鉄筋コンクリート構造のプレキャスト工法での施工実績は少ない。本稿では、場所打ちで設計されていたRC橋脚、RCラーメン高架橋をプレキャストに変更したことで得られる効果を示した。具体的には、RCラーメン高架橋とRC橋脚にプレキャスト工法を適用した際の効果の例を示した.LRV工法を適用することでRCラーメン高架橋(2層式5径間,高さ20m,径間10m)1連の工期は5ヶ月短縮可能であり,REED工法を適用することで,RC壁式橋脚(高さ20m)1基の工期は,1ヶ月短縮可能であること、また,SEEDフォームを適用することで足場幅を400mm減じ,作業上のリスクを低減可能であることを示した

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