サイエンスキャッスル2015

講演情報

サイエンスキャッスル 関東大会

ポスター発表 【午前】

2015年12月20日(日) 10:30 〜 11:30 3Fエキシビションホール

[100038] 一遺伝子一酵素説を見たい!生合成経路の探索に向けて

陣内遥風1,2 (1.横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校, 2.自然科学部)

キーワード:生物

口頭+ポスター
1945年にビードルとテータムがアルギニン生合成経路を使い一遺伝子一酵素説を提唱した。教科書では使われたアルギニン生合成経路がアルギニンのL体とD体で区別されていなかった。そこで本研究では一遺伝子一酵素説を再現し、L・D体アミノ酸の生合成経路は同じような過程を踏むのかどうか確認することを最終目的に掲げ、アカパンカビを用いて実際に実験に使うアミノ酸要求株の作製を試みた。しかしアカパンカビの分生子懸濁液に一時間紫外線を照射しても、アカパンカビが生えてきてしまった。アカパンカビは紫外線の影響を受けにくいことがわかったので、紫外線の影響を受けやすい酵母、コウジカビに対象を移して今後も実験を続けていく。