サイエンスキャッスル2018

講演情報

関東大会 » 口頭発表①

[ES102] 口頭発表 O-1〜O-6

2018年12月23日(日) 12:00 〜 13:30 口頭発表会場 (1F 講堂)

[O-2] 食品ロスを削減するためのロボット製作と考察

岩田美灯, 辰巳瑛, 橋岡凌馬, 小林直樹 (追手門学院大手前高等学校)

キーワード:ロボット、アルゴリズム、食糧問題

<概要>
国連が提唱するSDGsの1つのテーマである「食糧問題」に目を向け、食品が大量に廃棄されている問題について考察しました。実際にコンビニエンスストアでの聞き込み調査で「消費期限の古い順に商品が消費されていない」という問題点を目の当たりにしました。そこでAIプログラムを用いた自動型商品並び替えロボットを製作し、その解決策を見出しました。食品ロスを解決するための研究過程と企業との連携も行いながら製作したロボットによる解決方法を提案します。
<考察・展望>
私たちが開発したロボットは、スーパーやコンビニの人的労力を軽減し、食品ロスの削減にも繋がると考えます。今後の展望として、より現実社会で活躍するロボットにするため、平面のバーコードを読むのはなく、多方面からも認識できるようQRコードを読むチャレンジをしています。さらにどんな形の商品でも傷つけずにつかむようにするめ、空気ポンプを使った機構を開発中です。私たちのロボットはどんな商品でもスムーズに素早く的確に賞味期限順に並び替えることができる最高のロボットだと確信しています。これからはもっともっと汎用性をあげ、現実に近いものを開発する予定です。