日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学 » 203-3 ビーム利用・ターゲット

[D37-42] イオンビーム,ガンマ線

2014年3月27日(木) 16:55 〜 18:30 D (1号館 11A)

座長:菅晃一(阪大)

[D38] ポリエチレン中のイオンビーム誘起ラジカル種とグラフト率の関係

谷池晃1, 中西孝彰1, 古山雄一1 (1.神戸大大学院海事科学研究科)

キーワード:イオンビーム, ラジカル, ポリマー, 電子スピン共鳴, グラフト重合

放射線グラフト重合法の応用として,イオンビームでポリエチレンを照射し,グラフト重合を行うことによって,ポリエチレンとは異なる高分子鎖を導入する研究を行っている.イオンビームによってポリエチレン中に生成されるラジカルの時間経過に伴う種類の変化について電子スピン共鳴装置を用いて調べた.更に,ラジカル数及び種類とグラフト率の関係について考察を行った.