日本原子力学会 2014年春の年会

講演情報

一般セッション

IV. 核燃料サイクルと材料 » 403-1 原子炉化学,放射線化学,腐食化学,水質管理

[G01-06] プラント腐食

2014年3月26日(水) 10:20 〜 12:00 G (1号館 11D)

座長:中野純一(JAEA)

[G05] 高温純水中における狭隘構造内腐食環境に及ぼす流動の影響

石田一成1, 和田陽一1, 橘正彦1, 清水亮介2, 太田信之2, 会沢元浩2 (1.日立 日立研究所, 2.日立GE)

キーワード:沸騰水型原子炉, 水素注入, 応力腐食割れ, 狭隘構造, 腐食電位

BWR冷却材再循環系ノズル部等の一方の端部が閉塞した隙間構造を模擬した狭隘構造を有する試験体を用いて、隙間開口部に接するバルク水の腐食改善効果が、隙間内部の腐食環境変化に及ぼす影響を調べた。バルク水の水質変化に伴い、ギャップ幅0.79cm、奥行き30cmのSUS316Lの狭隘構造内部の腐食電位が変化することが分かった。