[N17-21] PSA/PRA手法

[N17] PRA用信頼性データシステムの整備状況について

（4）起因事象発生頻度（その2）

^〇佐竹祥宏¹, 鎌田信也¹, 橋本和典¹, 吉田智朗², 桐本順広², 倉本孝弘³, 大家慶³, 鈴木桂⁴, 宮崎聡⁴ (1.原安進, 2.電中研, 3.株式会社　原子力エンジニアリング, 4.株式会社　電力計算センター)

キーワード：確率論的リスク評価, 信頼性, 起因事象発生頻度

PRAに用いる機器故障率に関するデータとパラメータは、推定方法をまとめた報告書と共にニューシアのデータベースで一般に公開され、高い透明性が確保されている。
一方、起因事象発生頻度に関しては、従来から主に国内運転実績を用いて推定され、その評価プロセスの一部はPSRにて公開されているのみで、昨今の情報の透明性、公開性の重要性を鑑み、機器故障率と同様に情報の収集方法、パラメータの推定方法、結果についてニューシア等で公開し提供していくことが求められている。
本発表では、2014年度内にニューシアにて公開を予定している起因事象発生頻度データシステムの機能と特徴について発表する。