2016年秋の大会

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VI. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[2J10-14] 放射線(能)測定2

2016年9月8日(木) 14:45 〜 16:05 J会場 (久留米シティプラザ 中会議室)

座長:平山 英夫(KEK)

14:45 〜 15:00

[2J10] 冬季雷雲活動による放射線バースト時の詳細計測

*生田 美抄夫1 (1.島根県原子力環境センター)

キーワード:冬季雷雲、放射線バースト、Ge半導体検出器

冬季、日本海側に設置しているモニタリングポストでは雷雲活動による放射線を検出することがあり、モニタリングの妨害要因となっている。島根県では、2015年2月5日の早朝に東西8km、南北 3.5kmの範囲のモニタリングポストが一斉に上昇し、IC検出器で最大49.8μGy/hを示した。この事象研究のため、NaI(Tl)検出器、IC検出器、Ge半導体検出器を有する測定局舎に電子検出器(PIPS)、高速γ線検出器(YAP)を冬季のみ追加設置しており、今回雷雲からの放射線の詳細計測に成功し、雷雲活動に伴い発生する放射線の特徴に関する知見を得た。