[3G14-16] 耐震・免震技術3

[3G15] 原子力施設の免震技術の開発

(2)渡り配管のフラジリティ

*福嶋 俊介¹、神保 雅一¹、大谷 章仁²、今岡 哲男⁴、佐藤 邦彦³、原口 龍将³、尾西 重信⁵、鈴木 優⁶ (1.東芝、2.IHI、3.三菱重工業、4.日立GEニュークリア・エナジー、5.中部電力、6.MHIニュークリアシステムズ・ソリューションエンジニアリング)

キーワード：免震、渡り配管、フラジリティ曲線、疲労曲線、確率論的安全評価

原子力発電所の設計では，地震に対する確率論的安全評価の実施が求められている．国内には、免震型原子力発電所は建設されていないが、耐震検討を実施し、その成立性についての目処が得られた。本講演では免震建屋と非免震建屋の間を渡る配管（渡り配管）に着目して地震時のフラジリティの評価手法について提案するものである。なお、対象とした配管は免震構造の原子炉建屋から非免震構造のタービン建屋に渡る主蒸気配管の例である．