[3A06-09] 福島事故関連：環境放射能・線量評価3

[3A08] 栃木県における空間線量率の経時的変化の分析と外部被ばく線量の推計

＊宮武 裕和¹、義澤 宣明¹、河合 理城¹、平川 幸子¹、滝澤 真理¹、村上 佳菜¹、佐藤 理¹、高木 俊治¹、鈴木 元² (1.（株）三菱総合研究所、2.国際医療福祉大学クリニック)

キーワード：空間線量率、外部被ばく線量、線量評価、将来推計、福島周辺県

これまでに広域的かつ継続的に実施されてきている走行サーベイによる測定結果をもとに、栃木県における空間線量率について、平均値および95%値などの各種統計値の経時的変化を分析した。分析にあたっては、指数関数1項で表される簡易的な低減モデルのほか、環境移行や物理減衰を考慮した現実に近い低減モデルも用い、測定結果の再現性や将来推計への拡張性の観点から両モデルを比較検討した。これらの両モデルによる分析結果をもとに、栃木県における、事故後これまでと将来について外部被ばく線量の推計を行った。