2017年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 306-1 原子力安全工学(原子力施設・設備,PSAを含む)

[2B14-16] ナトリウム施設の安全対策

2017年9月14日(木) 15:45 〜 16:30 B会場 (B1棟 B12講義室)

座長:松場 賢一 (JAEA)

16:00 〜 16:15

[2B15] 長期使用大型ナトリウム機器の解体技術

(2)カバーガス領域におけるナトリウム付着挙動

*鈴木 重哲1、早川 雅人2、下山 一仁2、梅田 良太2、吉田 英一2、宮越 博幸2 (1. アセンド、2. 原子力機構)

キーワード:ナトリウム、高速炉、解体、運転履歴、カバーガス

ナトリウム機器の解体にあたっては、機器内面に付着・残留するナトリウム挙動を適切に把握することが重要である。特に、カバーガス領域に付着するナトリウム及び不純物の付着挙動は、溶断工法を用いた機器解体において燃焼対策に影響するため、現象の把握が求められる。本報では、実機ナトリウムタンク解体の際に採取した付着物からその成分、付着量等について調査し、運転履歴との関係について検討した結果を報告する。