[2L20-23] Pu溶液モニタリング

[2L22] FPを含むPu溶液のモニタリング技術に係る適用性調査研究

(3)セル内ガンマ線線量率分布測定結果

関根 恵¹、*鈴木 敏²、所 颯¹、桜井 康博¹、三好 竜太¹、松木 拓也¹、安田 猛¹、蔦木 浩一¹、中村 仁宣¹、富川 裕文¹ (1. 日本原子力研究開発機構、2. (株)E&Eテクノサービス)

キーワード：高放射性廃液、高線量率測定、再処理施設、モニタリング

Puモニタリングに適用可能な放射線を調査するためのセル内用放射線測定器の設計等に必要な計算モデルの最適化等のために、高放射性廃液貯槽を設置しているセル内の線量率測定を、セル内に設置している点検用ガイドレール内に、内部に線量計（イオンチェンバー：IC）を収納したセル内点検用治具を挿入することにより実施した。なお、線量計は高線量域まで校正したものを使用した。
　セル内線量率分布の測定結果は、シミュレーションモデルの妥当性を高めるために資するものである。これら測定した線量率を反映したモデルは、今後実施するPuモニタリングに適用する検出器及び高線量下における検出器の遮蔽設計、及びモニタリング特性評価等に反映していく。
本発表においては、セル内線量率分布測定結果、考察及び線量率によるモニタリングの可能性等について報告する。