[3B10-17] Evaluation Technique at the Earthquake

[3B11] Verification of analysis code used in the evaluation of overflow from spent fuel pool due to earthquakes

*Shun Fujita¹, Yuichi Ushio², Shohei Onitsuka¹, Tadashi Iijima¹, Shun Fujimoto³, Yoichi Onishi⁴, Hiroki Takahara⁵ (1. Hitachi GE, 2. Hitachi, 3. Prometech Software, 4. AdvanceSoft, 5. Tokyo Institute of Technology)

Keywords:Overflow, Sloshing, Verification, Computational fluid dynamics

原子力発電所の使用済燃料プールでは地震時の溢水量評価を行なっており、本研究では、地震時の溢水量評価に用いるCFD解析コードの検証を行なった。具体的には、既往の加振試験のシミュレーション解析を行い、得られた解析結果と試験結果を比較した。この加振試験では、単純な矩形容器を用いて、容器中流体の1次固有振動数にて正弦波加振を行い、容器からの溢水量が計測されており、また、容器内流体の時刻歴波高を変位計で計測し、その振動挙動が画像計測されている。加振試験のシミュレーション解析においても同様に上記を評価し、得られた時刻歴波高及び溢水量を試験結果と比較した。解析結果と試験結果は一致する傾向にあり、地震時の溢水量評価に用いるCFD解析コードの適用性を確認した。