[1D01-06] 加速器中性子源

[1D06] 加速器駆動可搬型中性子源のターゲットおよび遮蔽設計

*串間 祐亮¹、大竹 淑恵²、小林 知洋²、林崎 規託³、羽倉 尚人¹、河原林 順¹、松嶋 大輔¹、池田 裕二郎² (1. 東京都市大学、2. 理化学研究所、3. 東京工業大学)

キーワード：小型中性子源、加速器、モンテカルロ計算、Liターゲット

理研にある加速器駆動小型中性子源RIKEN accelerator-driven compact neutron source(RANS)における実験結果をもとに、コンクリート構造物の非破壊検査を現地で行うことを目的とした可搬型中性子源のプロトタイプ(RANS2)開発が開始された。本研究では実験と計算結果をもとにRANS2のターゲットおよび遮蔽の設計を行う事を目的とする。
粒子輸送計算コードPHITSを用いて、RANS2で使用予定の2.49 MeV陽子線をLiターゲットに対して照射した際の、7Li(p,n)7Be反応による中性子の線量分布と角度分布を計算した。これを用いて、ターゲットステーションの基本設計について考察を行った。