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[2D08] 光ファイバ型放射線モニタにおける半導体レーザーを用いた動作確認及び校正手法の基礎検討
キーワード:原子力プラント、光ファイバ、放射線モニタ、長波長発光素子、半導体レーザー、動作確認、校正
現行軽水炉の過酷環境時における高温・高線量率環境下で、原子炉建屋及び原子炉格納容器の線量率を測定可能な光ファイバ型放射線モニタシステムの開発を進めている。2016年秋の大会で、照射方向及びエネルギー特性についての検討結果を報告した。今回、半導体レーザーを用いた動作確認及び校正手法について検討したので、その結果を報告する。放射線検出素子からの発光とレーザ光を弁別するために、放射線検出素子の発光波長と、異なる波長の半導体レーザーを用いることにした。レーザー光の照射強度に比例して、放射線検出素子の発光波長の光子の計数率が変化することを確認し、本手法が動作確認及び校正に適用可能なことがわかった。