[1C08-10] ステンレス鋼2

[1C10] 常陽照射した次世代炉向け改良ステンレス鋼の機械的性質と微細組織変化

*西村 光隆¹、福元 謙一³、松井 秀樹²、鬼塚 貴志³ (1. 福井大学大学院、2. 東北大学、3. 福井大学原子力研)

キーワード：中性子照射、ステンレス鋼

本研究では次世代炉向け改良ステンレス鋼について、中性子照射により生じる機械的性質と微細組織変化について調査を行った。試料はSSJ引張試験片(16×4×0.25mm)を用い、照射は常陽炉のCMIR-6照射リグにて、公称温度･公称線量485℃･4.3×10²⁵ n/m²および668℃･4.3×10²⁵ n/m²で行った。照射環境は液体Na雰囲気下で行われた。

照射後室温にて引張試験とSEMによる破面観察を行った。また、TEMにより微細組織観察を行った。