2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1F12-16] 燃料デブリ処理に向けた研究

2018年9月5日(水) 16:15 〜 17:30 F会場 (A棟 A36)

座長:川崎 大介(福井大)

16:30 〜 16:45

[1F13] 燃料デブリの経年変化における物理学的メカニズムに関する研究

(1)周期的な温度変動による総クラック長さの変化

*鈴木 誠矢1、矢野 公彦1、渡部 雅之1、小泉 健治1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:燃料デブリ、経年変化、物理学的メカニズム、クラック、温度変化、風化

温度変動による燃料デブリの経年変化挙動を評価するため、熱膨張率および破壊じん性により代替物質を選定し、周期的な温度変動下でのクラック長さの変化を評価した。実際の燃料デブリが受けるとされる環境よりも過酷な温度変動条件ではあるものの、温度変動の影響により単位面積当たりの総クラック長さが増加することを確認した。