2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-3 原子力施設の廃止措置技術

[1F17-18] 解体・除染技術1

2018年9月5日(水) 17:30 〜 18:00 F会場 (A棟 A36)

座長:手塚 将志(JAEA)

17:30 〜 17:45

[1F17] 小口径配管廃棄物の内面除染方法の開発(その3)

*土田 大輔1、高橋  浩2 (1. 原子力機構、2. 富士古河E&C株式会社)

キーワード:小口径配管、乾式除染、廃止措置

原子力発電所の廃止措置等で発生する金属廃棄物のうち、従来縦割り切断により内表面を暴露してブラスト除染している配管内面を、作業合理化を目的に輪切り切断による方法での除染の効果を確認している。原子炉施設の廃止措置中である「ふげん」で解体撤去した対象物を用いて、乾式除染装置による実証試験を平成28、29年度で実施した。1/4B小口径配管内面が除染できる見通しならびに投射材の形状による除染性能の特性等を得た。今年度は、より除染効率及び耐久性の優れた投射材を用いた試験結果、ならびに複雑形状対象物(弁箱、エルボなど)の内面について本除染方法を適用した試験結果について報告する。