2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-1 放射性廃棄物処理

[1G08-10] デブリ処理技術

2018年9月5日(水) 14:45 〜 15:35 G会場 (A棟 A37)

座長:鈴木 晶大(NFD)

15:15 〜 15:30

[1G10] 福島第⼀原発事故において発⽣したホウ素を含む燃料デブリ中のウラン及び ジルコニウムの局所構造解析

*上原 章寛1,2、秋山 大輔3、沼⼦ 千弥4、武田 志乃1、池田 篤史5、寺田 靖子6、新田 清文6、伊奈 稔哲6、桐島 陽3、佐藤 修彰3 (1. 量研 放医研、2. 京大、3. 東北大、4. 千葉大、5. HZDR、6. JASRI)

キーワード:燃料デブリ、ウランジルコニウム酸化物、X吸収微細構造、粉末X線回折

組成の異なるUO2, ZrO2, B4C の混合物を1200-1600℃の領域において反応させて調製した模擬デブリ燃料を対象として、X吸収微細構造 (XAFS) 解析及び粉末X線回折測定を⾏った。ZrO2が存在しないとき、U L3吸収端の測定結果から、⽔素雰囲気下及び酸素雰囲気下でUB4の生成を確認した。⼀⽅、ZrO2が共存するとき、UB4は生じずZrB2が生じることが分かった。