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[1H13] 加圧器サージ管での気液対向流制限
キーワード:加圧器サージ管、鉛直管上端、気液対向流制限
鉛直管の上端でのCCFL-UはKutateladzeパラメータK* で整理できるが、直径D = 20 mmではD ≥ 30 mm よりWallis型相関式の定数CKが小さい。蒸気・水系では高圧になるほど定数CKが大きくなる。これらの全データは提案済みの相関式(CK = 1.4±0.2, m = 0.90)の不確かさの範囲内にある。YuらによるAP1000の加圧器サージ管の縮小モデル(D = 90 mm)での空気・水実験(2016)と蒸気・水実験 (2018)では上部タンク水位hut を0.9 mまで変更しており、hut が高いほど勾配mが大きくなる傾向がある。これらの測定値を含むWallis型相関式はCK = 1.24±0.18, m = 0.82になり、提案済みの相関式(CK = 1.24±0.1, m = 0.94)よりmが小さくCK の不確かさが大きくなった。