[1J07-12] Dose Assessment 2

[1J09] Development of the computer code for dose estimation from external exposure to radioactive plume having an arbitrary shape

*DAIKI SATOH¹, HIROMASA NAKAYAMA¹, TAKUYA FURUTA¹ (1. JAEA)

Keywords:dose estimation from external exposure, radioactive plume, computer code, PHITS

原子力施設等から環境に放出された放射性物質により形成される放射性雲からの外部被ばく線量を解析するコンピュータコードを開発した。本コードは、あらかじめ評価した応答関数を用いることで、任意の形状の放射性雲に対して迅速に地表面の線量率分布を計算できる。精度検証として、ガウス型放射性雲に対して本コードとモンテカルロ法に基づく放射線輸送コードPHITSで計算した地表面の線量率分布を比較したところ、両者は良い一致を示した。本コードは、大気拡散模型の計算結果やモニタリングポストの測定結果と連携することで、過去の放出に対する線量の再構築や放出後の線量予測に利用できる。