[1J07-12] 線量評価2

[1J11] 福島第一原発に近い地域の住家内セシウム汚染の実態とこれによる内部被ばく線量評価

*吉田 浩子¹、篠原 直秀²、真辺 健太郎³ (1. 東北⼤学⼤学院、2. 産総研、3. 原子力機構)

キーワード：福島第⼀原⼦⼒発電所事故、屋内汚染、放射性セシウム、内部被ばく線量

福島第一原発事故によって放出された放射性物質（放射性セシウム）は住家内に入り込み屋内にとどまっている。住家内汚染は乾性沈着により生じ、これらの汚染は遊離性であるため人の活動により舞い上がり、これを日常的に摂取することで経気道及び経口の内部被ばくを生じる可能性がある。本発表では、福島第一原発に近い地域（大熊町、双葉町、浪江町、富岡町）における住家内汚染の実態、地域特性、原発との位置関係など、これまでの調査結果から明らかになった結果、及び、これによる内部被ばく線量評価の結果を報告する。