2018年秋の大会

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VII. 保健物理と環境科学 » 保健物理と環境科学

[1K15-19] 環境放射能・モニタリング3

2018年9月5日(水) 16:40 〜 18:00 K会場 (B棟 B41)

座長:後藤 淳(新潟大)

17:10 〜 17:25

[1K17] 福島原発事故により放出された放射性Cs含有微粒子の溶解挙動の解明

*奥村 大河1、山口 紀子2、土肥 輝美3、飯島 和毅3、小暮 敏博1 (1. 東大、2. 農研機構、3. 原子力機構)

キーワード:放射性Cs含有微粒子、CsMP、溶解、純水、海水、電子顕微鏡、福島原発事故

福島原発事故により放出された放射性Csを含有するガラス状微粒子について、様々な温度条件で純水と海水に浸潤し、その溶解速度を推定した。その結果、福島の平均水温では、純水中では完全に溶解するのに数十年を要するのに対し、海水中では数年しかかからないことが示唆された。