2018年秋の大会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 303-1 原子炉計測,計装システム,原子力制御システム

[1L01-04] 計測、監視、無線システム

2018年9月5日(水) 10:15 〜 11:20 L会場 (D棟 D12)

座長:藤島 康剛(日立GEニュークリア・エナジー)

10:15 〜 10:30

[1L01] 重大事故時格納容器内水素濃度計システムの開発

*羽生 大仁1、伊藤 敏明1、脇田 清貴1、柳生 基茂1、山華 雅司2 (1. 東芝エネルギーシステムズ株式会社、2. 株式会社東芝)

キーワード:重大事故時、水素濃度、BWR

重大事故時に格納容器内の水素濃度を計測するシステムとして、水素吸蔵材を用いた水素濃度検出器を製品化し、重大事故時の過酷な一次格納容器内雰囲気条件に適用可能な新しい計装システムの製品開発を進めてきた。重大事故時の環境下で、安定した性能を実現するため「ヨウ素被毒対策、水の放射線分解で生成する酸素の燃焼影響対策」などの多くの技術課題を解決した。更に、検出器の小型・軽量化を図り、検出器をケーブルから容易に取り外せる構造にする事で、施工性やメンテナンス性を向上させた。